Division of General Education
Laboratory name
Foreign Languages (Professor Hara laboratory)   
Laboratory staff
Laboratory title
英語の規則体系 (英文法) を 正確に理解し運用する
Laboratory overview
言語は規則の体系であり、正確な英文読解には英文法に基づいた正確な英文構造の把握が必須である。断片的な文法知識を有機的に結び付け英文法を体系的に理解することにより正確な英文読解や英作文が可能となる。
Main research themes
・日本手話音節の適格性
・日本手話の文末指さしが指示する文法範疇
Individual research theme
  • 中間型手話の言語的特徴の解明

    原 大介

    2022

     More details

    日本手話と日本語の言語接触により日本手話とは異なる体系をもつ手話が誕生している。このような手話を総称して中間型手話と呼んでいる。ここでは中間型手話の成り立ちや言語的特徴の解明を目的とする。

    Outcome:

    2023
    中間型手話は、話者ごとに異なる特徴を持つ集合体であり、日本語と日本手話の言語的要素が多層的に組み合わさることで構成される。これにより、中間型手話は単一の言語体系としてではなく、多様な変種を含む複合体として捉えられる。また、ろう者も中間型手話を使用することがあり、これは重要なコミュニケーション手段として機能していることがわかった。

    2022
    日本手話・日本語のどのような言語的特徴がどのように混ざり合って中間型手話の「中間性」が作り出されているのかについて文献を収集・調査した。

  • 機械学習アルゴリズムを活用した日本手話音節形成原理の解明

    原 大介, 三輪 誠

    2023

     More details

    日本手話にも音節に相当する単位が存在し、動き要素、手型要素、位置要素、掌の向き、中手骨の方向等の音節構成要素が同時に組み合わさり形成される。しかし、適格な音節構成要素同士の組み合わせであっても不適格と判定される組み合わせ(不適格音節)が多く存在する。この事実は、音声言語の「音素配列論的制約」に相当する制約が日本手話も存在することを示している。本研究では、適格音節データベースと不適格音節のデータベース(音節構成要素に分解し記号化してエクセルに登録)を使い不適格音節に含まれる不適格性要因の発見・抽出を試みる。その際、機械学習の複数のアルゴリズムを積極的に活用する。

    Outcome:

    2023
    既存のコーディングデータのデバッグ作業、最新の知見を反映させたコーディング方法の修正・変更を行い、それに基づいてデータのアップデート、データベースの精緻化を図った。手型音素の確定作業を行った。