■廃止組織■
研究室名
情報技術研究室
研究室スタッフ
鈴木 峰生 (教授)
研究室タイトル
インターネット技術による安全で快適な利用環境実現
研究室概略
学内ネットワ ークが安全で快適なものになるように技術展開を行い、これを基盤とする学内の情報技術教育とその関連業務を支援することを進める。これを通して社会全体への技術貢献を行う。
主な研究テーマ
・研究・教育テーマ
・ICT技術の様々な規格の混在下でのセキュアで効果的な利用者環境の実現
・認証連携技術の学内ネットワークへの活用と効果
個別研究テーマ
  • ICT技術の様々な規格の混在下でのセキュアで効果的な利用者環境の実現

    鈴木 峰生(転出・退職)

    2017年度 - 現在

     詳細

    1990年代から急速に普及してきたインターネットとPCは様々な環境でその処理性能を活かして利用されてきている。そして、初期は研究者間の情報交換などで利用されていたインターネットは、情報を共有するという目的を同じくする人々のみの利用から商用利用開始以来、誰もが何の目的にでも利用する手段に変貌し拡張され続けている。
    それにつれて、システム面ではIPv4アドレスの不足に対してIPv6アドレスの併用が進められている。また、1990年代と同じ感覚で利用して様々な脅威に狙われる一面がでてきた。これらに対して、IPv4とIPv6をより便利に併用したり、PCをインターネットに接続して安全に利用したりする様々な技術や研究がなされ実用化されてきている。
    しかし、これらの新しい技術環境をそのまま取り入れた場合、セキュリティを維持した通信自体は実現できても、従来の利用環境が大きく変わり、使用者が戸惑うあるいは使いにくいものになってしまう可能性もでてきている。
    そこで、どの様な環境を構築すれば、ユーザーがセキュアで便利な新環境にまごつくことなく移行し活用できるか、ハードウエア・ソフトウエアの両面から学内LANをベースとしたICT環境を開発・実現していくことがこの研究の目的となる。

    成果:

    2022年度
    ICTの様々な利用環境を構築してセキュリティ面・利用面を現在の最新状況で実験して確認していくネットワーク構築の計画し進めた。ネットワーク構築では、現行の学内LANへの悪影響を避けるため、独立したネットワークとして進めた。

  • 認証連携技術の学内ネットワークへの活用と効果

    鈴木 峰生(転出・退職)

    2017年度 - 現在

     詳細

    インターネットが一般社会へ普及して様々な意図を持った人々の利用の場となるにつれ、大学内からのインターネットの利用におけるネットワークの利用認証は不可欠のものであり、その環境を整備せざるを得ないものになってきている。これは同時に認証データベースがその環境を整備する組織にも蓄積されているということであり、当初は自組織でのネットワークおける認証利用であった。しかし、これを組織間、例えば大学あるいは大学を含む一般社会の組織とで相互に利用する動き(例えば学認)がある。これらを背景に本研究は、学内LANの認証データの相互利用を目指した認証環境基盤を活用して、大学および一般社会の組織で効果的利用可能なサービスを提供していくことにより、各組織内の利用環境のサービス向上を目指すものである。

    成果:

    2022年度
    本年度は、学認をはじめとする学外との認証連携に関してセキュリティ面からの実施状況の情報確認にとどまった。